湿度の影響

ドライルームでの使用の問い合わせをいただくことがありますが、
コルラインは水がないと硫化水素を吸着できません。

湿度30%以上で使ってくださいとお願いしています。
(湿度30%だと寿命は著しく低下します)
推奨は湿度50%以上としています。
社内試験の基準は湿度80%以上で運用しています。

低湿度状態を作るのは設備が整ってないと面倒です。
通常の試験はフロワー→加湿装置→試験です。
低湿度の試験はコンプレッサー→ミストセパレータ→冷凍式ドライヤー→中空糸膜ドライヤー→ミキサー→試験と経路が長い。

ドライ環境を作るのにはSMC製ドライヤーを使っています。
露点温度ー20℃まで可能 気温20度で相対湿度5%が作れます。

低湿度と高湿度を比較するとこんな感じになります。
(横軸単位は削除しています イメージとしてください)

高湿度(80%)と低湿度(15%)の比較です。
青線が低湿度 オレンジが高湿度。
除去率の差は歴然です。

湿度がない状態では反応がしにくいので除去率が著しく落ちます。
湿度がもどると、反応がしやすくなるので除去率があがります。
こんな感じです。

ただし、湿度の高いガスを入れてもすぐに反応が戻るわけではありません。
どうしても遅れが生じてしまいます。
この試験は 500ccの小さいコルラインでコルライン容量あたりの風量が高い状態でテストしていますが、それでも数分かかりました。
湿度の対策ができればよい多くの場所で使っていただけるのですが、なかなか難しいです。