試験片による硫化水素濃度測定

試験片による硫化水素濃度測定

硫化水素濃度の測定方法の一つに、金属の試験片の腐食量を測定する方法があります。とても高額な測定装置が必要なため弊社ではできませんが、お客様の依頼により代わりに購入し、分析に出したことはあります。
複数社そのようなサービスをおこなっており、試験片の種類が違います。A社は銀と銅、B社は銀と銅以外に鉄、アルミなどがあったと思います。どちらの会社も硫化水素濃度の測定はできるので硫化水素の話をするのにはどちらでもOKなのでしょうが、腐食をなくす。という観点からすると少し話はかわってくるようなきがします。

腐食性ガス

よくある腐食性ガスの中には「硫化水素」以外にも「亜硫酸ガス」「酸化窒素」「塩素ガス」「アンモニア」などがあります。それぞれ何を腐食して、腐食しないなどがあります。「硫化水素」は銅、銀 を腐食し、鉄を腐食しません。「塩素ガス」は銅、銀のほかに 鉄やアルミも腐食します。
現場では一つのガスが原因で腐食が進んでいるのではなく、複数のガスが存在していることもあります。ですから、一つのガスに対する対策をしても、結果が伴わない場合もあります。硫化水素除去装置のメーカーなので硫化水素の測定しかできませんが、現場の濃度と設備寿命から乖離が大きい場合などは試験片での濃度測定をお勧めする場合があります。
インバータやPLCがすぐに壊れるなどのトラブルが発生した場合は腐食性ガスの濃度測定をしてみてはいかがでしょうか?