ドライ環境での硫化水素除去-2

ドライ環境での活性炭

最近、ドライ環境の問い合わせが多いです。その流れで、活性炭での除去を考えましたが、湿度がある場合と比較して寿命が短いという結果でした。でも、寿命が短いだけで、はじめは取れることが確認できました。
ドライ環境のグローブボックスで循環させて使用したいというお客様(発生量が少)に活性炭が提案できるか?とおもったのですが、循環で使用するのは注意が必要です。
1.活性炭はあらかじめ多く水分を含んでいるため、事前に乾燥作業が必要。コルライン(SC-06HK)に使っている活性炭も触った感じサラサラですが、重量の50%が水分です。
2.添着活性炭の場合 反応の種類によっては水分を発生させるので注意が必要。(コルラインも同じです)
これらを注意しながらだと、循環で使用できるとは思います。(思うだけです)

ドライ環境のコルライン 排気を処理

コルラインで硫化水素を含むドライガスの処理をすることは可能です。
外気(湿度を含む空気)と混ぜて湿気を含んだガスにしたうえで使っていただいている場合があります。 処理ガスの10倍の空気で希釈してもらう、多い場合は数百倍という場合もあります。
ですが、処理するガス量が多い場合 吸気はその10倍ですから、吸気する場所に気を遣う必要が出てきます。

コルラインの寿命、処理能力は低湿度の場合低下することは明らかです。右上のグラフで見てもわかるように 湿度15%では湿度80%よりはるかに除去率が低いです。
でも、処理できないわけではないんです。どこまでの性能を目指すか?です。
右下のグラフは希釈を3倍希釈を想定し、湿度7%くらいでのテストです。フィルタ量を増やしてみました。一般的に安全となる0.5ppmより下回ることができます。

少量のガスの場合なら、コルラインにメリットがある場合が出てくるのではないか?と思っています。