コルラインの使い方

置くだけでも効果があります

盤のサイズが小さく、PK-miniCが置けない。そんな時はコルラインフィルターを盤内に設置しておくだけでも効果があります。

盤内の空気が循環していれば循環型の装置があるときほどではありませんが、徐々に硫化水素は減っていきます。

社内でも昔やったが、減少速度が遅すぎてだめだ と言われましたが、条件によってはちゃんと取れます。

取れる条件

  1. .盤が密閉されていること
    通常の循環型でも同じですが、密閉されていることは必要条件です。
    外部からどんどん硫化水素が入る状態では除去しきれません。
  2. 盤内の空気が循環していること
    盤内の空気が循環していないと取れません。
    今回はファンを別に置きましたが、インバータなどファン付きの部品が盤内にあれば、小さな盤なら空気は十分循環します。
  3. コルラインに空気が流れること
    コルラインに空気が流れるように「フィルターの下を浮かせる」「フィルターを横向きに置く」などしてください。

動画

約8分で80ppbを0ppb(検出限界 3ppb 以下)まで下げられました。同一条件で、PK-miniCを稼働させた場合は2分以内に0ppbまで下げられます。
時間はかかりますが、下げることはできます。密閉度や周辺濃度にもよりますが、十分効果があげられると思います。

硫化水素で困ったときはご連絡ください。