コルラインは主に「電子機器腐食対策」「臭気対策」「硫化水素除去・除害」の3つの対策ができます。

電子機器は腐食性ガスに敏感で、工場などにあるPLCなどの場合 硫化水素が検出されないこと=濃度が0.003ppm(3ppb)以下が適切な環境とされています。

電子機器腐食対策の基本は密閉することです。電子機器と硫化水素を含む外気を触れさせないことです。
制御盤や部屋を密閉し、循環型脱硫装置を設置してください。

循環型イメージ

循環型脱硫装置は制御盤や部屋の内部の空気を何度もフィルターに通すことで硫化水素濃度を徐々に下げていきます。

密閉と言いましたが、実際に完全に制御盤や部屋を密閉することはできません。配線の隙間や扉の隙間などから硫化水素が入ってきます。

入ってくる量に対し、盤内、室内に設置した脱硫装置が浄化できる量が多ければいずれ浄化できます。
周辺濃度が高い場合は盤内、室内に入る外気の量がわずかでも装置の能力を上回ってしまう場合があります。

ワンパス型イメージ

制御盤を汎用型(GC-320)を用いて陽圧にする。コルラインで浄化した空気をファンによって制御盤に送り込む

そのような場合には ワンパス型を使います。硫化水素を除去した空気を盤内、室内に入れて、内部を陽圧にすることで盤内、室内を清浄に保つことが可能となります。

ワンパス型は空気を一度フィルターを通すことで、硫化水素濃度を一気に下げます。循環型と違い、一度しか触れられないため、フィルターの接触時間を長くとる必要があり、同じ風量でも大型になります。

循環型とワンパス型を使うことで、高濃度の環境でも対応可能となります。

化学工場・石油製品取扱い工場・製油所・ガス製造所・製紙工場・繊維工場・廃水処理施設・各種発電所・温泉地の通信中継局 その他でお使いいただいています。

硫化水素の一番低濃度でもわかる人への害が「臭い」です。

硫化水素は0.02ppm(20ppb)程度で臭いを感じだし、3~5ppmでは不快に思うレベルになります。
人体に著しい影響を与えない濃度の硫化水素でも外気に排出することで、近隣住民への悪臭問題が発生することもあります。
硫化水素は悪臭防止法の対象物質になっており、0.02~0.2ppm※で規制の対象になっています。
※地域によって濃度が設定されています。

発生した硫化水素は適切に処理をおこなうことが必要です。

地下があるビルで、排水槽や屋外の汚水ますから、「卵の腐ったような臭い」が発生していませんか?
硫化水素が原因かもしれません。

地下の排水槽では酸素がなく、硫化水素を発生させる菌が多く繁殖し悪臭を放つ場合あります。

ポンプ室には「循環型脱硫装置」
汚水ますには 上を蓋して「汎用型」を 
設置することで臭いを防げます。

地下タンクの排気処理例

臭気を発生させる液体を保管する地下タンクの排気口の途中にコルラインを設置。タンクから上るガスを処理するため、動力は不要

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硫化水素は濃度によって人に害を与えます。

人体に著しい影響を与えない濃度の硫化水素でも外気に排出することで、近隣住民への悪臭問題が発生することもあります。
発生した硫化水素は適切に処理をおこなうことが必要です。

何を目的に硫化水素を除去するのかはお客様次第です。
適切な装置を提案するために、私たちは 使用環境、源ガス濃度、出口濃度、期待寿命などの情報から、フィルター容量を選定します。
標準型で対応できないお客様にはお客様の要望に合わせた脱硫装置の製作が可能です。

 

特注 脱硫装置製作例

特注脱硫装置例:全固体電池実験設備用脱硫装置

設備トラブルで硫化水素が発生した時の対処用の脱硫装置です。
お客様の要望により、コルラインと活性炭の混合タイプ

処理風量:3m³/min 源ガス濃度:500ppm
コルライン出口濃度:5ppm以下 装置出口濃度:0.1ppm以下
装置サイズ:W1800 D800 H2500

そのほか製作例は「製作実績」もご覧ください。

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