デモ機の腐食

デモ機のファンが腐食

循環型硫化水素除去装置 PK-miniC はデモ用機が数台あり、お客様のところに持ち込み、デモを行う場合があります。デモ機を貸してほしいという依頼があり対応しました。

その際現場が200Vしかないとのことなのでファンの入れ替えをしました。100V 用の標準ファンから200V対応ファンへの組み換えを実施しました。

中を開けると「錆!!」ファンのボディー(アルミ)が錆びています。よく見るとファンガード(メッキ)も少し錆びています。

原因は?

古いものかなぁ?と思っていたのですが、履歴をみると1回貸出しただけでした。貸出先は「ごみ処理場」でした。「PK-miniC」をいれたことで機器が壊れた?ということでした。おそらく、もともと腐食が進んでいて、たまたま入れたタイミングで壊れたと思うのですが、弊社の製品を入れたことで壊れたと思われていたことが残念です。

銅の配線も黒くなっているので硫化水素もあった可能性は高いでが、硫化水素はアルミを腐食させません。

アルミ、メッキを腐食させていることから「SO2」「NOx」あたりでしょうか?

もう少し、貸出先と話をきちんとしていれば原因もわかったかもしれませんが、今となってはわかりません。一件ずつ、帰ってきた製品はしっかりチェックしないといけませんね。

硫化水素で困ったときはご連絡ください。