丸形のフィルター交換作業
先日客先へコルラインのフィルター交換に伺いました。対象は右図のような GC-320 にファンなどを取り付けたものです。
現場が実験室内だったので、周辺を養生し、粉(除去剤)が落ちないように注意しながら交換しました。
養生をしているとほとんど周りを汚すことはありません。
弊社が「丸形」と呼んでいる円柱形のフィルターは円柱の外周部分に黒色のネットを巻いています。そのため、交換時も「除去剤」がついている部分とケーシングが直接こすれることはなく、比較的 粉(除去剤)が落ちにくい構造になっています。
角形のフィルター交換作業
コルラインには丸形のほかに角形があります。例えば右のような形です。取っ手のついた蓋の中にコルラインがたっぷり詰まっています。
丸より角のほうが「床面積を有効に使える」「容量を大きくできる」などの理由から製作をしています。
角形の交換は丸形と比べ大変です。交換用プレートを製作して、交換をします。プレートなしではフィルター同士がこすれ、なかなか動きません。交換プレートを使用しても、脱硫剤がついている部分がケーシングとこすれるため、粉が落ちます。
容量を大きくするために角形にしているので、そもそもフィルターの量がおおく、何個も交換するので大変です。
丸形の交換は1人でも行きますが、角形になると2人で行きたいなぁと思っています。
スペースと容量が許すなら、丸形の装置をお勧めします。