先月 8月、日中40℃近い猛暑のなか 硫化水素が良く発生する工場にお伺いしたのですが、いつも近くにいくと硫化水素を含む臭いがするのですが、いつもより臭いませんでした。
担当の方にその話をすると、「真夏は菌も活動が鈍いから」だそうです。梅雨のおわりや真夏がおわった時期で気温30℃付近が一番活発になるらしいです。だから真夏の40℃近い日はあまり発生しないらしいです。たしかに、いつも臭いのきつい水槽もあまり臭いませんでした。
菌といってもどんな菌が硫化水素を発生させるのか調べてみたのですが、硫化水素を発生させるとする硫酸塩還元菌は分類上では異なる複数のグループに属する菌が硫酸塩を還元する性質をもっているそうです。私は特定の菌(もしくは近いもの)が発生させていると勘違いしていました。
すこし涼しくなってきたので、また少し活発になるのでしょうか?(これを書いているのは9月です)