事業部について

私たち「岡本電気(株)脱硫・脱臭フィルター事業部」は脱硫フィルター「コルライン」の製造販売をしています。
「コルライン」の製造販売を通じ、お客様とそこで働く方々、周辺住民の方々が安全に快適に過ごせることを目指しています。

「コルライン」は(有)フジタ商会が製造販売していた製品の商品名とノウハウを岡本電気(株)が引継ぎ、改良を加えた製品です。
約30年の歴史がり、多くのお客様に使っていただき、日々改良と製品の理解を深めております。

現在は、フィルターの販売だけでなく、お客様の要望に合わせて脱硫フィルター装置の設計を行うことも可能です。
硫化水素の発生は人体に有害なだけではなく、電子機器内の金属を腐食し、短絡などのトラブルを発生させるため、硫化水素除去、無害化対策が必要です。

硫化水素でお困りの際は、私たち「岡本電気 脱硫・脱臭フィルター事業部」へご相談ください。

私たちが協力できること

フィルター選定・製作

弊社ではまず、お客様がフィルターを使用される条件を確認させていただいてます。

そのうえで、お客様の条件に合わせ、フィルターの容量を選定します。
フィルターの容量選定には、用途、源ガス濃度、出口濃度、風量、稼働時間、フィルターの交換頻度(ご希望に添えない場合があります)が必要です。

可能な限りの情報をお願いします。

ケーシング設計・製作

お客様の条件に合わせ、フィルターケーシングの設計と製作を行います。
どのような場所で使うのか?何を優先すべき項目なのか?お客様の要望を詳しくきかせてください。

弊社では 標準型だけでなく、お客様に合わせた特別仕様にも対応いたします。
ダクトの位置やファンの有無などの要望を聞きながら装置をお客様と作ります。

もちろん、フィルターのみの購入も可能です。ケースはお客様で作っていただいても結構です。

硫化水素濃度測定

「濃度の条件と言われても・・・。」というお客様には お客様の現場まで行き、硫化水素の濃度を測定することも可能です。

通常の測定には「検知管」で測定。
検知管の種類を変えることで、数%の高濃度から0.05ppm程度まで測定可能です。

低濃度には 「cosmos XP-302M」で測定。
人が近づいて安全なのか?を確認するのに使っています。
人が作業できる環境=10ppm以下であることを確認します。
連続測定が可能なので一番よく使ってます。

極低濃度で連続測定が必要な場合は「ODOTRACKER TR8」で測定。
産業用情報処理・制御機器(シーケンサやFAパソコンなど)の電子機器の設置環境については、「腐食性ガス(硫化水素など)を検知しないこと」という基準を電子情報技術産業協会(JEITA)が定めています。JEITAの検知しないこと=0.003ppm(3ppb)以下だそうです。 人が臭いを感じる30ppb程度と言われており、そのさらに1/10ですから、人が硫化水素の有無を判断することができません。

「ODOTRACKER TR8」はppbオーダーの測定か可能で、かつ連続測定が可能です。タブレットで濃度を表示 測定データをPCに取り込むこともできます。

私たちの拠点が滋賀なので、遠方の場合は日当、旅費等で高額になる場合もあります。

性能試験

フィルターは消耗品のため、通常は各部品の動作チェックをおこない、出荷となりますが、お客様の要望により実際に硫化水素を流して性能試験を行うことも可能です。

弊社もしくは弊社協力工場(滋賀県内)での試験となります。

硫化水素に関するアドバイス

硫化水素について経験豊富な技術者が、お客様にあった提案やアドバイスを行います。
私たちは「コルライン」の販売を主としていますが、場合によっては他の脱硫剤を組み合わせ、提案することも可能です。
活性炭と組み合わせた脱硫装置を製作した実績があります。

据付工事

基本的には弊社の設備は車上渡しで、お客様に設置をしていただくことになっております。
ですが、お客様の要望によっては、現地での据付工事、試運転調整も行います。

フィルター交換

お客様の要望によっては、弊社で設置した脱硫装置のフィルター交換を行います。

電気工事

弊社の主な業務内容は電気工事の会社です。
お問い合わせいただければ、電気のエキスパートが対応いたします。
シーケンス制御などが必要な設備の場合は弊社のグループ会社「岡本エンジニアリング」で対応いたします。

硫化水素で困ったときはご連絡ください。