南京錠を腐食させてみた

硫化水素で腐食させてみた

コルラインHPではいろいろ硫化水素で腐食させています。銅片銀片ダンボールホッチキス。判り難い例で基盤など。身近なものが硫化水素があることで、どんなふうになるかを知ってもらうことで、機器のトラブル原因が腐食である可能性に気が付いてほしいと思っています。

南京錠の腐食

硫化水素がある環境で使われている場合。真鍮(黄銅)などの銅合金も腐食します。皆さんのセキュリティーの関係から、小型の南京錠をパソコンに着けていたりしませんか?
少し気にしてみてみてください。

上は腐食前(購入直後)下は硫化水素を当てたあとです。(300ppmに10時間くらい)個人的な感触ですが、純粋な銅片や銀片にくらべると変化しにくいように思います。

長時間硫化水素を当何年間も使われたあとのように、黒くなっています。
たまに、古く見せる塗装(エイジング)をしたものをみますが、この南京錠は本当に腐食させているので、本当に古そうに見えます。本当のエイジング加工です。

鍵のメッキ部分も少しダメになっていました。何が原因だったのか?判ったら追記します。

硫化水素で困ったときはご連絡ください。